
巻き爪の治療
保険適応あり
最適な治療を提案
痛みに配慮した治療
再発を徹底予防
爪の治療の本質は、「本来あるべき姿」を取り戻すだけでなく、「整容的にも理想的な姿」に導くことだと考えています。
当院では、巻き爪、陥入爪、爪変形などのトラブルに対し、保険診療による治療はもちろん、ワイヤー治療など保険適用外の選択肢もご用意しています。患者さんの症状やご希望に応じて、幅広い治療法を提案し、一人ひとりに最適な治療を提供することで、「見た目」と「機能」の両立を目指します。
爪の治療方法

STEP 1
術前相談
爪の治療は、まず正確な診察から始まります。
当院では、患者さま一人ひとりの爪の状態、足の構造や機能、そして生活様式を丁寧に確認し、最適な治療プランを立案しています。
診察では、触診、超音波検査、X線画像を用いて巻き爪、陥入爪、爪変形の状態を詳細に評価します。また、患者さまの日常生活やお仕事の状況を考慮し、施術後の生活に配慮した治療方針を決定します。
STEP 2
施術について
当院では、患者さまの爪の状態に応じて、超弾性ワイヤーを用いた矯正治療や手術治療を行っています。
矯正治療は原則として健康保険の適用外ですが、短時間で痛みが少なく、安全に施術を受けることができます。一方、手術治療については健康保険が適用されますので、費用面での負担を軽減できます。
手術と聞くと不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、当院では痛み止めの麻酔を使用し、短時間で施術を行うため、負担を最小限に抑えています。また、麻酔に使用する注射針は極力細いものを選び、丁寧に対応することで、施術中の痛みを軽減します。
手術方法については、NaOH法を含む複数の選択肢を患者さま一人ひとりの爪の状態に応じて採用しています。これにより、効果的で安全な治療を提供しています。


STEP 3 - i
超弾性ワイヤーを用いた矯正治療
超弾性ワイヤーを用いた矯正治療は、爪の形状を本来あるべき姿に戻し、痛みや不快感を軽減することを目指す治療法です。手術に比べて負担が少なく、短時間で施術が可能なため、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。
ワイヤー治療のメリット
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痛みが少なく日常生活に影響が少ない短時間で施術が完了し、施術後は歩いて帰宅可能です。
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非侵襲的で安全出血や感染リスクが低く、身体への負担が少ない治療法です。
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即効性がある痛みや不快感を早期に軽減します。
ワイヤー治療のデメリット
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整容性の改善には限界がある爪の形状を整える効果はあるものの、理想的な見た目には難しい場合があります。
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再発リスクが残る根本原因を取り除けないため、再発の可能性があります。
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保険適用外のため費用が自己負担コスト面での負担があるため、計画的な費用管理が必要です。
STEP 3 - ii
手術について
爪の手術治療は、現在のトラブルを解決するだけでなく、機能的にも整容的にも理想的な姿に導くことを目指します。ワイヤー治療では改善が難しい場合や、根本的な治療が求められるケースにおいて手術が効果的です。
手術のメリット
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根本的な解決爪のトラブルを根本から治療し、本来あるべき形状に戻せます。例:NaOH法で爪の幅を調整、骨棘除去で巻き爪改善。
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整容性の向上見た目にも配慮した手術で、理想的な形状を実現します。
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再発リスクの軽減原因を取り除くため、再発しにくい結果が期待できます。
手術のデメリット
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回復期間が必要術後、1週間程度の診察や約1ヶ月の処置が必要です。
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一時的な不快感術後の軽い痛みや腫れが生じることがあります。
• 3. 費用の変動
保険適用される範囲が限られる場合があり、費用が前後することがあります。


STEP 3 - ii
手術について②
手術日
以下の曜日・時間で行います。
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曜日: 火曜〜土 (13:00〜 / 18:00~)
※手術枠を確保するために、**2,200円(税込)**の費用が発生します
費用
健康保険適用(費用は手術内容により異なる場合があります)。
概ね 3割負担の場合7,600円程度
STEP 4
施術後の流れ
施術後は、ワイヤー治療・手術いずれの場合も専用の装具は必要ありません。自宅でのケアについて、以下の点をご説明します:
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清潔を保つ爪周囲を清潔に保ち、感染を防ぎます。
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必要な処置を行う医師の指示に従い、必要に応じて処置を行ってください。
• • 違和感や痛みがある場合は早めに受診を
痛みやワイヤーの外れ、爪周囲の異常を感じた場合は、速やかにご相談ください。


STEP 5
施術後のスケジュール
術後は、以下のスケジュールに沿って経過を確認し、必要な処置を行います
・術後1週間程度で診察
爪や周囲の状態を確認し、適切なケア方法を指導します。
状態に応じて通院頻度を調整します。
・手術を受けた場合
手術後約3週間で抜糸を行います。
経過に応じて、必要な処置を追加で行う場合もあります。
・ワイヤー治療を受けた場合
爪の伸び具合を確認しながら、適切なタイミングでワイヤーの入れ替えを行います。